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見てのみや
人に語らむ
桜花
手ごとに折りてをりて
家苞いへづとにせむ
見ただけで人に語ろうか、桜花、それぞれの手に折って、家に土産にしよう
山の桜を見て詠んだ歌
「苞」で藁で包んだもの、特に、土産の意味。「家苞」で、「家に持って帰る土産」。「藁苞」といえば賄賂の隠語でもあるが、現代でも土産物を指す。
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見てのみや
人に語らむ
桜花
手ごとに折りてをりて
家苞いへづとにせむ
見ただけで人に語ろうか、桜花、それぞれの手に折って、家に土産にしよう
山の桜を見て詠んだ歌
「苞」で藁で包んだもの、特に、土産の意味。「家苞」で、「家に持って帰る土産」。「藁苞」といえば賄賂の隠語でもあるが、現代でも土産物を指す。