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散ると見て
あるべきものを
梅の花
うたて匂ひにほひの
袖に留まれるとまれる
散るものだと見ているべきものなのに(見るだけに留まらず折ってしまった)、梅の花の強い香りが袖に残っている
寛平の御代、后の宮で行われた歌合せの歌
うたて・うたたは程度が強いこと、程度が進行することなどを示し、うたた寝の「うたた」である。
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散ると見て
あるべきものを
梅の花
うたて匂ひにほひの
袖に留まれるとまれる
散るものだと見ているべきものなのに(見るだけに留まらず折ってしまった)、梅の花の強い香りが袖に残っている
寛平の御代、后の宮で行われた歌合せの歌
うたて・うたたは程度が強いこと、程度が進行することなどを示し、うたた寝の「うたた」である。