41 凡河内躬恒おほしかふちのみつね 春の夜の 闇は文なしあやなし 梅の花 色こそ見えね 香かやは隠るる 春の夜の闇というものは筋が通らない。梅の花の色こそ見えないがそこに香は隠れているのだ 春の夜の梅の花を詠んだ歌