-
29
-
遠近をちこちの
手づきたづきも知らぬ
山中に
覚束なくおぼつかなくも
呼子鳥よぶこどりかな
あちら、こちらの見当もつかない山の中に、(どこで鳴いているか)曖昧に鳴く呼子鳥なのだ。
題知らず
呼子鳥よぶこどり・稲負鳥いなおおせどり・百千鳥ももちどり、この三つをして、古今伝授に見える三鳥さんちょうという。
29
遠近をちこちの
手づきたづきも知らぬ
山中に
覚束なくおぼつかなくも
呼子鳥よぶこどりかな
あちら、こちらの見当もつかない山の中に、(どこで鳴いているか)曖昧に鳴く呼子鳥なのだ。
題知らず
呼子鳥よぶこどり・稲負鳥いなおおせどり・百千鳥ももちどり、この三つをして、古今伝授に見える三鳥さんちょうという。