43 伊勢 春ごとに 流るる川を 花と見て 折られぬをられぬ水に 袖や濡れなむ 春が来るたび、流れる川(に映ったもの)を花と見てしまい、折ることのできない水(を折ろうとして)に、袖が濡れてしまう 水のほとりに梅の花が咲いたことを詠んだ歌